子宮頸がん予防ワクチン

令和3年4月2日更新

子宮頸がんは現在日本で毎年1万人の若い女性が罹患し、約3000人が死亡していています。
多くの若いお母さんが子供たちを残して亡くなっています。

子宮頸がんはヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が原因とされています。
HPVの感染はワクチン接種によりかなり防ぐことができます。
ただし、既に感染している場合は効果がありません。

世界中でこのHPVワクチンが接種がされて、子宮頸がんは減少してきています。
肛門がん、尖圭コンジローマ等にも効果があるとされていて、
男子の接種が勧められている国もたくさんあります。
日本でも男子の自費での接種が可能になりました。(ガーダシルだけ)
男子は自分の肛門がん、尖形コンジローマを防ぐだけでなく
将来の奥様の子宮頸がんも防ぐ意味もあります。


金川耳鼻科皮膚科では
ガーダシルのワクチン接種を行っています。
ガーダシルはHPV6型、11型、16型、18型に効果があります。
子宮頸がんは主に16型、18型が関係しているといわれています。
6型、11型は尖形コンジローマなどに関係します。

接種は前もって電話でお申し込みください。0797−89−7035


現在、子宮頸がんワクチンは副作用の疑いの報告が出たため、
厚生労働省は
現在積極的には勧奨していません。
(接種適齢期の女子に対する補助は続いていますので無料です。)
しかし、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の専門家は、
副作用とされる患者さんの多くはワクチン自体との因果関係は乏しく、
機能性(精神性)身体症状であると判断しています。

WHO(世界保健機関)は2013年7月5日の公式声明の中で、
「日本から報告されている慢性疼痛の症例に関して、
世界各国で2億回も接種されている子宮頸がんワクチンは
、他国からは同様の徴候が認められていないことから、
現時点ではHPVワクチンを疑わしいとする理由はほとんどない。」とコメントしています。
CDC(米国疾病予防センター)、FIGO(国際産婦人科連合)も接種を推奨しています。
日本産婦人科学会はこのワクチンは命を救うワクチンであると言っています。
http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4 
真の副反応の発生率は将来の子宮頸がんの発生率よりはるかに少なく、
有効性とリスクをご理解の上で接種してください。

一部のマスコミやネット情報が不安をあおっていますが、科学的なデータを信頼してください。
私は自分の孫が接種適齢期になれば接種します。

 予防接種は3回行います。
ガーダシルは初回接種から
ヶ月後に2回目、初回から6ヶ月後に3回目の接種を行います。
各々、接種後30分の安静が必要です。

小6中1・中2・中3・高1相当年齢の宝塚市民(女子)については
無料です
参照:宝塚市のHP
上記以外の希望者は1回
15,000円で行っています。
男子は有料で接種しています。


9価ワクチン(シルガード9)が日本でも認可されました。
ガーダシルより広い範囲のパピローマウィルスに効果があります。
自費のみです。
当院では1回25,000円で、3回接種を行います。
9歳以上の女性に接種します。
(できれば中学生までが望ましいですが、成人でも接種可能です。)
接種希望者は登録手続きが必要です。
電話でご相談ください。
 
ワクチン接種ができない方は 
 (1) 明らかに発熱している方
(2) 重篤な急性疾患にかかっている方
(3) 本剤の成分によって過敏症(重いアレルギー反応)を起こしたことがある方
(4)妊婦あるいは妊娠している可能性がある方及び授乳中の方。
(5) その他、かかりつけの医師に予防接種を受けない方がよいと言われた方。