国民会計検査院ニュース No.4 '97.10.3

[大島復興」名目に巨額な税金のムダ使い

 60億円の緊急避難岸壁が、一度も使用できず

 7月18日〜20日、会員の佐々木睦彦氏の要請により、大島・波浮港の現地視察を行った。18日夜、連休を前に港区・竹芝桟橋の乗船場は超満員。伊豆七島に向かう若い男女が70%以上という中に、わが中年視察団、小泉晨一前衆院議員ら一行9名は、午前0時過ぎ、東海汽船「かとれあ丸」に乗り込んだ。

 19日早朝、大島港に佐々木氏の出迎えがありマイクロバスでさっそく佐々木氏が経営する民宿「菊一」に。朝食、休憩の後、大島公園や裏砂漠を案内いただいたが、地図の上では小さいと感じてしまう大島が、車で移動するとかなり広い島であることがわかった。

 石井紘基代議士は昼過ぎ、熱海から高速艇で来島、私たちと合流し波浮港岸壁の視察へ。この問題で「波浮の港を良くする会」の代表藤田周三氏(町議)と佐々木氏から詳しく説明を受けた。

 

■波浮港整備に関わる問題点

 1986年、三原山の大噴火災害が発生し、火山対策特別法に基づく「避難施設緊急整備計画」(総額240億円)が立てられ、波浮港の4000トン避難岸壁建設が決定した。

 この岸壁は1987年から工事が始まり、92年に終了、事業費は60億円(内国費は50億円)と言われている。しかし、完成後5年経った現在、風浪と海流などの影響で大型船が接岸できず、単なる”釣り場”と化しているのが実態である。

 藤田氏らは、計画の杜撰さを追及するとともに、せっかく完成させた岸壁を使用させるために計画の「修正」が必要であり、解決策として防波堤や防潮堤の設置が必要であることを強調していた。

 

■波浮港の埋め立て計画も進行中

 佐々木氏からの要請は「避難岸壁」の視察だったが、現地を訪ねたところ、波浮港にある「三ツ磯の池」という子供たちが安心して泳げる海水浴場が、いま、埋め立ての危機にさらされていることがわかった。すでに近くの住民が「三ツ磯の池を守る会」を結成して運動を起こしており、埋め立て反対の署名も8千人近く集まって、この計画の中止を求めていた。

 この日、運動の中心メンバーの方々は、この自然環境を後世に残したいと、毎年の利用状況など「三ツ磯」を見下ろしながら口々に訴えていた。(関係記事/3頁=東京新聞参照)

 視察後、近くの公民館に席を移し、藤田氏、佐々木氏他現地の方々が、大島の開発計画や行政側の問題点を指摘し、今後の協力を約して懇談会は終了となった。(7頁に関連写真)

 翌20日は、三原山の割れ目噴火跡や溶岩対策について実施されている土木事業の現場を視察。昼過ぎ、大島港から竹芝桟橋行きの船に乗り込み、無事二泊三日のスケジュールを終えた。佐々木氏はじめ、お世話になった方々に、心から御礼申し上げます。(渡辺文学記)

※【写真=佐々木氏から説明を受ける、石井、小泉両氏他国民会計検査員メンバー】


国民会計検査院をお迎えして

      佐々木睦彦

●一瞬の驚き

 夏の観光シ一ズンのど真ん中、混雑と長時間の船旅で、きっと皆様方はお疲れのことと思い、島に着いたら直ぐ休んで貰いましょうと、桟橋まで出迎えました。

 ところが、なかなか降りてきません。やっと若山さんが顔を見せてホットしたのも束の間、メンバーが一人足りないとの事。待合所やバスやら手分けして深しても見つかりません。船で寝過ごしているかも知れないと思い、船の案内所で呼び出しのアナウンスして貰うもでてきません。それやこれやで30分以上も余分に時間を費しましたが、到着した皆さまは、船もたいして揺れなかったとの事で元気だった事が何よりでした。休憩・朝食後、連絡が取れた「武」氏と合流、島内の観光を兼ねながらの視察案内をさせていただきました。

●私の今回の目論見

 今回は波浮港の整備事業がメインの視察。私はこの小さな島で1986年の三原山噴火以降行われた公共事業についても、皆様の目で検証していただきたかったのですが、時間の都合もあり、あれもこれもでは焦点がぼやけると言う事もあるかと思い、今回は詳しい案内を避けました。ともあれ問題の波浮港の現地視察は現状を確認してもらう程度、「波浮港をよく知る会や」や「三ツ磯を守る会」の皆さんとのお話し合いが小一時間あれぱとの目算が完全に外れ、昼食を挟んで延々4時間余りも話し合いが続くと言うことになってしまい午後の予定がメチャ・メチャ。午後に島内6ケ所ある漁港の整備状況を見てもらい、波浮港の整備計画と合わせて、都港湾局の計画のズサンさを認識してもらいたかったのですが、私の目論見は外れてしまいました。

●本当に感謝

 しかし、手弁当で視察なさる皆様の熱意には本当に頭が下がりました。この思いは皆様にお会いした島の者たちも同じ感想で、感謝しておりました。自分が中心の人が多い世の中で、皆様に接することが出来、日本もまだまだ捨てたものじゃないとの意を強くしております。

ありがとうございました。

 

「三ツ磯を守る会」から手紙

 大島は夏休みになると来客が多く、我が家も第一団が帰りました。客たちも三ツ磯で泳ぎ「魚達と一緒に泳げて幸せ」と大喜びでした。観光客も大勢来ていますが、三ツ磯がなくなるらしいと聞いて「どうしてこんな良いところがなくなるのか」「子供達も自然観察に丁度よく、毎年楽しんでいるのに」と何人もの人が言っていました。

 運動に関わって、人間の愚かしさが心にしみました。目先の利益に人を裏切り、自然を壊して何とも思わない多くの人がいることを悲しく思います。人は自然から多くの糧をいただき、明日への活力としているのですから謙虚にならなければと思います。

 素晴らしい運動をしておられる皆様を知って、意を強くする次第です。一部の利益者のために自然破壊をし、私たちの税金を使用することを許したくありません。

 正義の味方のご活躍を心よりお祈りいたしております。

    大島在住M夫妻より

       注:手紙の要旨

 

東京新聞 '97.9.6 こちら追跡班 より

 

 「三ツ磯の池」をなくさないで

伊豆大島波浮港内  波静かな人気遊泳場に埋め立て計画

 

 自然豊かな伊豆大島の波浮港で、地元住民らに愛されてきた遊泳場「三ツ磯の池」が港湾整備計画で埋め立てられようとしている。「ぜひ一度、三ツ磯を取材してください」との現地の声を受けて波浮港を訪れたところ、出てくるのは行政に対す批判や不信の声、、、。この港湾整備計画が一体だれのための工事なのか、行政側ももう一度じっくり考えてみる必要があるのではないか。三ツ磯の池を見てそう思った。(引野聚)

 

コンクリートばかりの島にしてほしくない!!」

    住民らが反対の署名運動

 

 三ツ磯の池は大島の南端、波浮港の中にあり、大きな石で囲まれた広さ数百平方メートルの小さな潮だまり。外洋に面した切り立った海岸ばかりの大島で子どもたちが安心して泳げる数少ない静穏な遊泳場と地元の人はいう。

 八月下旬、記者が訪れた時も、数人の地元の子どもたちが楽しそうに泳いでいた。魚の逃げ場にもなっているのだろう、各種の魚をはじめ、さまざまな魚介類が透明な海水を通して見える。プールや砂浜での遊泳とは全く違う喜びが、ここにはありそうだ。

 ここで育ち、ここで泳ぎを覚えた漁師も多いという。この日ここで泳いだ主婦の森川光子さんは「ここは大島で最高の遊泳場。私たちにとっては大切な場所で、絶対になくなっては困る。私の子供も大島に帰ってくると『絶対なくさないようにね』と念を押す」という。

 三ツ磯が埋め立てられることを地元住民が知ったのは、昨年九月に町議会で埋め立てが承認された時という。慌てた住民たちは早速、埋め立て反対の署名集めに動き出した。この点について都の離島港湾部計画課は「地元でのヒアリングやアンケートなどを通じ説明した。知らないことはない」と説明するが、住民は「それは一部の人だけでは・・・」と反論する。

 埋め立ての理由は、運輸省の第九次港湾整備五カ年計画に伴い、都が中心となってここに約三百隻の小型船が係留できる施設を造ることになったため。費用は約三十二億円。湾内が漁船やプレジャーボートなどで混雑しているというのがその理由だ。

 三ツ磯は観光ガイドブックなどにはほとんど紹介されていない。それでも毎夏、東京、神奈川など近県からここで泳ぐために遊びに来る観光客も多い。「三ツ磯の池を守る会」(村上博基・佐藤猛敏代表)は、このような島外の声を含めて七千二十人もの計画見直し要求の署名を集めた。しかしこの見直しの陳情は六月の都議会では不採択となった。この七千二十人のうち地元大島の人の署名は約千五百。大島の人口が九千九百人であることを考えるとこれはかなり大きな数だ。

 このような反対運動の盛り上がりに町は四月、地元説明会を開いた。しかし、守る会は「既に理め立てのための取り付け道路工事が終わろうという時期に説明会を開いて、どれだけ地元の意見が反映されるというのか」と、その意義に疑問を投げかける。

 地元の事情に詳しい自営業者も「こちらは(造ってくれと)お願いする立場だから黙っているが、都は『造ってやる』と言わんばかりで、あまりにも横暴だ。地元が喜ぶような計画でなくては意味がない。(平成六年に完成した波浮港の)避難岸壁といい、税金の無駄遣いだ」と、都の進め方を批判する。

 三ツ磯がなくなることに伴い町は近くのトウシキ海岸を遊泳場に指定した。しかし、ここは外洋に面して流れが速い。地元の高校教員は「三ツ磯なら安心だがトウシキは危険で、子どもたちに『泳ぎに行け』とは言えない」という。大島の最大の魅力は豊かな自然。小学校教員の「大島をコンクリートばかりの島にしてほしくない。豊かな海を子どもたちに残したい」という言葉が、いつまでも記者の胸に残った。(三ツ磯の写真省略)


行政改革は何処へ

 

代表世話衆議院員 石井紘基

橋本首相が会長を務める政府の行政改革会議は省庁再編案をまとめ、発表した。

 

●私の感想は

1)まず、何のために再編するのか、考えが示されていない。案そのものを見ても意図も伝わってこない。

2)官庁主権と言われる今日の行政における最大の問題は、その強大な権限、タテ割で非効率な組織、金食い虫のムダ遣い、行政の肥大化と民業圧迫の官営ビジネス、官に対する政の癒着構造など。この巨悪を全般的に打破し、やり直すのが行革の目的・思想でなければならない。

3)この再編案では、肝心要の魂が抜けていて、むしろ行政のスリム化どころか省庁の巨大化を促進する懸念すらある。

4)巨大化によって、むしろ諸悪が見えにくくなる恐れがある。国民の監視が行き届かず、真の情報公開をやりにくくする。

5)国土省的発想に見られることは、国民の生活や民主主義に立脚するよりも、人や自然を対象とする支配、請負行政の思想が現れている。この案は時代を前に進めるものではなく、むしろあるべき改革に逆行するものと言わざるを得ない。

●行政改革の目的

 行政改革は、何のためにそれを行うのかがまずはっきり決められなければならない。

1)リストラによって財政破綻から脱却すること。

2)官庁の肥大化、官庁ビジネスの構造を切開し、市場経済体制を本来の姿に回復させること。

3)その結果経済の活性化、財政の再建を計ること。

4)中央集権から地方分権への移行をすすめること。

●今やることは

 行政改革の目標がこのように明確になれば、まず手を着ける課題は明らかであろう。少なくとも、3000社にのぼる政府系天下り企業や特殊法人の徹底した整理と年間数兆円にのぼる不明瞭な支出の削減であり、農業・建設補助金など族議員のための無駄遣いをなくすことである。さらには許可認可事務、予算配分などの権限の地方への移管である。

 省庁再編はこの延長線上に自ら出てくる課題である。ただゲームのように組み合わせを替えて悦に入っている場合ではない。もちろん様々な改革を推し進めるための省庁再編であればそれは結構である。その場合、私が既に、『官僚天国・日本破産』の中で示したように、大幅なリストラの上に立って、文化省、生活省、環境省、地方省、外務省、法務省、財務局の6省l局或いはそれに防衛省と総務局を加えた7省2局程度の構想に向かって様々な改革作業を進めるべきであろう。

 今、橋本政権がやろうとしている“行政改革”は、目的も思想もない、“から騒ぎ”であると言わざるを得ない。


神奈川支部結成の報告

小林教利

●会の構成は

 「自分たちが払った税金が、有効に使われていないのではありませんか?」こんな素朴な疑問を持っている人たちが、集まり、「神奈川・国民会計検査院」(仮称)を作りました。代表世話人は、小泉晨一前衆議院議員と佐藤謙一郎衆議院議員。事務局長は佐藤健一津久井町町会議員そして会員は約20人。県内の地方議員や弁護士・税理士・司法書士そして市民活動家などが参加しています。国民会計検査院の必要性を小泉さんは折に触れ訴え続け、その熱意から人が引き寄せられたのが当初の段階です。第一回目の準備会を6月に開き、伊豆大島の避難港の視察にも5人が参加。あらためて公共事業の杜撰さに驚袴しました。

●まず身近な所から

 神奈川での具体的な取り組みとして、「まず身近の所から始めよう」と居住している市町村の財団の実態調査を準備しています。財団などの第三セクターは議会のチェック機能も弱く市民から見えにくい存在であり、また事実公務員の天下り先になりがちな組織です。第三セクターの実態を明らかにすることにより、市民に「行政のからくり」の一端でも知ってもらうことで、「行政監視」の必要性をご理解いただければと考えております。10月に発会式を予定し、会員拡大を図り、会の組織的運営に努めます。

 

届かぬ監視の目  議員調査費

●議員調査費とは

 国民会計検査院の運動や、全国各地で活発に活動しているオンブズマンの役割と同じように各議員が調査・研究して問題点を整理、その改革に地道に頑張ってもらわなければならない仕事として議員の調査費が、地方議員にも支払われているのである。その額たるや大阪市の場合、なんと講員一人あたり、月平均55万円も支給されている。そのことについて、今回産経新聞社の行財政改革問題取材班が、大阪府内の33市の議員調査費を調べたところ、26市で決算書などが非公開で、実態を市民がチェックできず、また調査費の使途についても、領収書を不要としたのは大阪市、吹田市など22市もあることがわかった。

●襟を正させるのは貴方

 近畿の各自治体でも同じようで、これが「議員の第2報酬」ともなり、年々増額、その伸び率も45%以上のところもある。情報公開条令がある自治体でも、議員の調査費の実態はやぶの中。このように議員自身が襟を正せずして、なんで本気でこの国の行財政改革がやれるだろうか。こうした「公金の行方」について、産経新聞だけでなく、あらゆるメデイアが、粘りづよく継続して、どんどんあぶり出してほしいものである。そして国民、市民の一人一人が「私たちの税金が本当に正しく使われる」ことに深い関心を持ち、選挙でも政党・党派に関係なく、たしかな候補者を選ばなくてはならない。公金の聖域「議員調査費」を追跡調査して、本来の仕事をしてない議員には、鈴をつけていかなければならない。公金泥棒、泥棒描に鈴をつけるのはあなたなのだ。議員に緊張感をもたらし、本来の仕事に目覚めさせるのもあなただ。

関西代表  森龍樹


行政改革の中間報告を聞いて

●行政の硬直の解決策は

 新聞を読んで構造改革基本法案原案時と同じ様な複雑かつ絶望を感じるのを塞ぎ切れませんでした。今回の22省を減じて1府12省にするといっていますが、21世紀の日本国のありようが問われずして、行政のスタイルがどうして決まるのでしょうか。まず肝心なのは中央政府の役割、地方政府の役割を明確にし、その上で必要な行政府を作る、そのような手法が肝心なのです。また別な手法は、現在何が問題なのかを吟味し、その改善策を立てる事が必要とされているのです。例えば省あって国なし、局あって省なしと言う言葉を耳にしますが、この答えは簡単です。いまの省採用を止め、人事院が一括採用・人事のローテーションを行います。行政の縦割りの問題は政策室を内閣に作り各省からの提起された政策を精査し(大蔵省から主計局の分離)、内閣の責任の上実行します。

●何が問われているのか

 現在予算の各省各局の配分率はほぼ一定と言われています。内閣が替われど変わりません。あの細川政権でさえ。これをかえずに何が構造改革かと誠に笑止千万!同じように戦後52年の各省庁の総括を抜きにその存在を論じるのもまた同じです。

 例えば文部省。いま現在の教育は存亡の危機にあるというのが実感でしょう。神戸の中学生の無差別殺人。不登校生の増大・若者の無気力・学校でのいじめの顕在化・学力の低下・非行の低年齢層化、どれをとっても真剣に考えなければなりません。管理体制の強化ばかりを問題にし、また制度を変えれば何とかなるとの思いか数度の改変。しかし事態はいっこうに変わらず。この責任は誰がとるのでしょうか。この程度の仕事しかしない文部省は果たして必要があるのかどうかと言う議論があって当然と思うのですが?

●地球環境に配慮した産業とは

 通産省は戦後の復興期にはその機能を発揮したことに誰も異存ないことと思いますが、余暇振興という処からおかしくなりました。バブル期のレジャー開発等の責任は誰がとるのでしょうか。極端に言えば日本の産業は今後どの様に進むのかを明確にし、その手助けをするのが任務と考えます。

 新聞紙上で景気回復が思わしくないと言われていますが、その事は可能なのでしょうか?炭酸ガスの問題(化石燃科)・地球環境からいままでのような有資源に依存する産業行動が果たして良いのかどうか。ここで率先してリサイクル行動産業(仮称){炭酸同化作業のような}に転換するように指導をするそのような方針のもとに行政を合併するのであればわかるのですが。

●行政改革の目的の表示

 紙面の開係で結論を言いますと、何のために行政改革を行おうとしているのかを具体的に明らかにすることです。

 高齢社会を迎えるに当たり、どの様な社会構成・社会構造になるのか。そのときの産業は。ライフスタイルは。そのために行政は何のお手伝いをするのかを国民の前に提示することが肝心と思います。

 その為の行政改革です。今の案ではなにも見えません。500兆を越える赤字の解消は絶望です。

文責・若山 宏 


もうすぐ“議員立法”へ

国会議員44名が参加

 活動が待望されていました「国会議員の会」の役員構成が決まりました。

 代表世話人・石井紘基、幹事長・秋葉忠利、世話人には上田清司、奥村展三、金田誠一、竹村泰子、林芳正、掘込征雄、若松謙維の7氏となっています。(敬称略)

 

秋葉忠利(衆社民)一井淳治(参社民)上田清司(衆新進)大脇雅子(参社民)海江田万里(衆民主)日下部禧代子(参社民)小泉純一郎(衆自民)五島正則(衆民主)末広真樹子(参無所属)土屋品子(衆21)中尾則幸(参民主)鳩山由紀夫(衆民主)古川元久(衆民主)松本龍(衆民主)若松謙維(新進党)池田元久(衆民主)伊藤公介(衆自民)枝野幸男(衆民主)小川勝也(参民主)金田誠一(衆民主)草川昭三(新進)小杉隆(衆自民)佐藤静雄(衆自民)高市早苗(自民)田英夫(参社民)野田聖子(衆自民)林芳正(参自民)掘込征雄(衆太陽)水野誠一(参さきがけ)笹木竜三(新進党)石井紘基(衆民主)今井澄(参民主)大畠章宏(衆民主)奥村展三(参さきがけ)管直人(衆民主)玄葉光一郎(衆民主)小平忠正(衆民主)佐藤謙一郎(衆民主)竹村泰子(参民主)堂本暁子(参さきがけ)畑恵(衆自民)船田元(衆21)前原誠司(衆民主)山元勉(衆民主)

●私ども「市民の会」の世話人と「国会議員の会」世話人と会合を持ち今後のことをうち合わせする事になっています。皆さんも何かありましたら、遠慮なく問い合わせください。

●完成後全く使用されていない緊急避難岸壁を後ろから見る。(絶好の海釣りの場所となっていた)

 

●大島を訪ねた国民会計検査院メンバー。中列真ん中が石井紘墓議員、後列左から二人目が佐々木睦彦氏。


会計検査院との意見交換の場を!

 私たちが国民会計検査院を創立したのは、余りにも行政にチェック(会計検査院による)が入っていないと言うことがわかったからです。勿論新聞その他で何らかの情報は伝わってきていますが、それが自己の存在を示す程度にしか活動をしてこなっかたように見えるからです。(自分たちの必要とする予算以内の無駄使いの指摘)また行政監察も予算の執行という面から指摘が出来るはずであるのにそのような点も余り見えてきません。

 そこで、何故本来やればできると思われる活動が出来ないのかを、私たちと十分話し合いの場を持ちたく会計検査院と交渉を開始しています。交渉は石井代議士にお頼いしておりますが、本人が10月初旬のフォーラムのため忙しく、日時・場所等未確定ですが、実現を目指しておりますので、しばらくお待ち下さい。

事務局便り

●会の加入申し込み用紙が不十分だという指摘がありました。そこで検討の上、A4版3つ折りのリーフレット(5000枚)を作りました。会の設立目的・当面の行動・会の申し込み葉書等が一体となっています。用紙希望の方は事務局まで申し出て下さい。

●地方の方からの投稿記事歓迎いたします。(出来ますればE‐メールで)

   NF RXG03644  又は HIROSIWAKA@Aol.com.

関西の会員金川清人氏は宝塚で「金川耳鼻科皮膚科」を開業しておられますが、今回、自分のホームページに、「国民会計検査院」のこれまでの会報など掲載した楽しいイラスト入りの、ホームページを開設してくださいました。金川氏は、宝塚市の医師会の理事も兼務しておられ、医師会のことや耳鼻科皮膚科に関する相談などもホームページを利用し、広く市民にも親しまれておられる素敵なお医者さんです。皆さんもぜひ一度アクセスをしてください。ホームページは、http://www02.so-net.or.jp/~kanagawa/index.html

       尚、詳しくは、FAX 0797-82-2129 まで、

会員更新お願いいたします

年会費の振込先

 大和銀行衆議院支店 口座番号(普通)7812403

           口座名  国民会計検査院

 郵便振替      口座番号 00180-5-671824

           口座名  国民会計検査院

   *注  脱退の方は事務局まで連絡お願いいたします